残念な退院延期

このブログにはあまり愚痴っぽいことは書かないようにしているのですが、少しの時間、ワタクシの愚痴におつきあい下さい。

同居している義父の体調がよくないのです。

1月までは介助さえすれば時間はかかってもトイレまで歩いて行けていたのですが、2月からはまったく歩くことができなくなっていました。妻と二人で両側から半ば持ち上げるようにしなければトイレに行けなくなってしまいました(小便は尿瓶で) 。

週2回、通所デイケアーのお世話になっていたのですが、リハビリの甲斐なく歩けない状態になってしまいました。かかりつけ医に連れて行くときは、車に乗せるまでが大変。私が抱え上げて車に乗せ、医院では待ち時間はベッドに横になって待ち、移動は車椅子を使っていました。

食事も妻の介助が必要で、排泄の失敗も多くなってきていました。1月までは「要支援2」だったのですが、区分変更の申請をすると「要介護3」となりました。

そういう手続きと同時に、少しでも本人が立ち上がったり食事をしたりするのに便利なようにレンタルで可動式のベッドを備えつけてもらい、洋間で寝起きするようにしていました。洋間からはトイレが近いこともベッドにした理由の一つです。

妻のチカコは夜中にも起きてオムツを交換したりするために一階の和室で寝るようにしていました。私は役立たずで、たまに尿瓶でオシッコを受けるぐらい…。

そうこうするうち、義父が誤嚥性の肺炎で3月初旬に入院。毎日、病院へ妻と一緒に出かけることが日課となっていました。当初の見立てでは2週間ぐらいの入院。最初の1週間は点滴だけで、絶食。その後ミキサー食にかわったのですが、2.3回熱を出し、退院が延びていました。

入院の間に、担当していただくケアマネージャーさんも決まり、来週には退院できる見通しとなったために昨日、そのケアマネさんと病院の理学療法士さん、看護師さんたちと退院後に向けてのカンファレンス。

ところが今日、また誤嚥性肺炎が再発し、入院したときと同じ状態に戻ってしまいました。今日からまた絶食。理学療法士さんによるリハビリも中断。これから先の見通しがまったく立たなくなってしまいました。

一人娘である妻の心労も相当なもの。どこのご家庭でもよく似た経験をされていることは多くの方から聞かされ続けてきました。今は亡き義母が体調を悪くして入院した頃のことを思うと、要らぬ心配もしてしまいます。

私にできることといえば、ただただ早く退院できる日が来ることを願うことだけです…。
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淋しい狩人

宮部みゆきの「淋しい狩人」(新潮社)を読みました。
淋しい狩人

宮部みゆきの作品としては少し期待はずれでした。「六月は名ばかりの月」「黙って逝った」「詫びない年月」「うそつき喇叭」「歪んだ鏡」「淋しい狩人」の6編からなる短編連作集です。

新潮社のHPには次のように紹介されています。
本から始まる謎がある――。父親の遺品の中から出てきた数百冊の本。それだけなら、単なる本好きの遺品で済むのだが、すべてが同じ本だったとしたら……。東京下町にある、小さな古本屋「田辺書店」。店主のイワさんと孫の稔が二人で切り盛りする平凡な古本屋を舞台に、大小様々な事件が持ち上がる。本をテーマに描く、連作ミステリ。

上の作品紹介は「黙って逝った」の謎のことです。すべての作品が「本」をめぐって起こり、古書店の店主であるイワさんという65歳の老人?と週末だけ泊まり込みで店を手伝う孫の稔(高校生)が解決していくというものです。

目次の前のページにただひと言、小さな字で「祖父に」と書かれていますので、もしかすると作者自身の祖父に捧げる作品なのかもしれません。

特に印象に残った作品は「うそつき喇叭(ラッパ)」。古書店で万引きをした少年の言動に不自然さを感じたイワさんは、少年が虐待を受けていることをつきとめます。少年の身体には多くの痣、そしてタバコの火を押しつけられたあとが…。その犯人は意外なことに小学校の担任教師。少年が万引きをすることによってしか虐待を訴えられなかった生活環境にやり切れなさを感じるのは私だけではないでしょう。

どの作品も今の日本の歪んだ仕組み?を反映した、ギョットさせられる内容です。しかし、主人公二人のほのぼのとした(祖父と孫のつながりの)描写が、物語全体を心温まるものとしてくれています。でも、うまく表現できませんがなにか物足りなさを感じてしまいます。
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牡丹=アートフラワー=完成

妻のチカコが久しぶりにアートフラワーの大作?を。前回と同じく、以下、チカコが書きます。
牡丹



何年も前に赤いボタンを作ったことがあります。今回はピンク色の花を作りました。
花弁に使う布は薄絹とサテン、葉はビロードとシールです。いずれも一種類にしないのは、染め上がりや組み立てたときに微妙なニュアンスを出すためです。薄絹の花弁は四枚重ね、下部は黄緑色にし全体をピンクに染めます。サテンは一枚ずつ染めます。葉は黄色、青みがかった緑、緑の三色で染めます。
染め

染め上がった花弁や葉などを乾燥させます。
染め上がり
完全に乾かし花弁にも葉にもボンドでワイヤーを貼り付けます。葉はグリーンに染めた薄絹で裏貼りをします。また、花弁はすべてはなびらのヒラヒラ感を出すために、薄い生地のハンカチにはさんで絞ります。
ワイヤー貼り
写真は葉に筋ゴテをあてて葉脈をつけているところです。この後、葉を三枚一組に仕上げます。
コテあて
今回は大輪、中輪、つぼみの3本立てにしました。大輪は花弁が80枚、中輪は28枚とかなりの大作となりました。
大輪
茎に使うクラフトも太いもので、先に作った三枚一組の葉を入れながら巻きおろします。花の部分が重いのでなかなか骨の折れる作業となります。最後にガクを付けて完成です。
茎巻き



今回の作品はずぶの素人である私でも、作る大変さがわかるほどでした。あと3週間しか家に飾れないのが残念です。
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椿の花が咲き出しました

ようやく庭の椿が咲き出しました。大和郡山の「椿寿庵」で見事な椿を見たせいなのか、庭の椿を貧弱に感じてしまいます。
椿

山茶花はもうとっくの「昔」に盛りを過ぎ、今は数えるほどしか花が残っていません。紅梅も然り。これから咲く花はハナズオウとモクレン。ハナズオウはもうすぐ咲きそうですが、モクレンはまだまだ…。

草花で咲き出したのがムスカリと春蘭。
ムスカリ
春蘭

種から育てたパンジーがようやく咲きました。冬を越して咲き続けているパンジーは苗を買ってきたもの。春になって花が急激に増えました。全部で5色の花が咲き誇っています。
パンジー種1
パンジー種2
パンジー黄
パンジー青紫

サクラソウやジュリアン、アリッサム、クリスマスローズも相変わらず咲き続けてくれています。
サクラソウ
ジュリアン・アリッサム
クリスマスローズ白
クリスマスローズワイン

近くの曽我川沿いのサクラはそろそろ咲き出してくれそうです。いよいよ本格的な春がすぐそこまでやってきてくれています。
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Tag:雑感  Trackback:0 comment:11 

評決

深谷忠記の「評決」(徳間書店)を読みました。
評決

ずいぶん前に芦辺拓の「裁判員法廷」を紹介したことがあります。2009年施行の裁判員制度をとりあげた初の作品でしたが、今回の「評決」も裁判員裁判をとりあげた小説です。

徳間書店のHPには次のように紹介されています。
同年同日生まれの志村雅江と畑中英理佳は、子どもの頃、双子のようにいつまでも仲良しでいようね、と誓い合った。それから19年。
ずっと音信不通だった2人は、運命の糸に導かれるようにして、殺人事件の法廷で再会した。一方は裁く側の人間、他方は裁かれる側の人間として――。
裁判の行方は?そして2人は……?


志村雅江と畑中英里佳はまったく正反対?の家庭環境で育ち、大人になってからもその家庭環境を反映して?、雅江は離婚して子どもとも切り離された状態。英里佳は独身生活を謳歌する?、東大法学部卒の裁判官。

その正反対?の2人が殺人事件の法廷で再会することとなります。

小説の前半には「事件」は描かれず、2人の少女時代から現在の家庭環境などが淡々と語られます。不遇?な雅江の生き方と社会的地位を獲得し順風満帆?の英里佳。そして「事件」が起こり裁判が始まってから、読者が驚かされる急展開…。

裁判員裁判の欠点を作者は投げかけてきます。読み応えはあるのですが、その裁判で物語を閉じればスッキリするのですが、その後のもう一つの「事件」が読後感を悪くしてしまっています。

4分の3までは、母と子の関係はどうあるべきなのか、裁判員裁判は今のままでいいのか…など、社会派ミステリーとして読み応えがあったのですが、残り4分の1はもっと深く扱うならよりすばらしい作品となっていたはずなのですが、中途半端に終わり…。

裁判員裁判に興味をお持ちの方にはお勧めできる小説です。
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プロフィール

キク

Author:キク
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◆松原アコーディオンクラブ・奈良アコーディオン愛好会・ぱすとらあるアコ所属。
◆日本アコーディオン協会評議員

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