1年を振り返って「キクの重大ニュース」

今年もうれしいことや悲しいこと、いろいろな出来事がありました。社会的な出来事ではなく、きわめて個人的な出来事を振り返ると…。

★孫が生まれたこと。1月の末、長女に「母子手帳」を私の誕生日プレゼントとして見せられ、その日以降、心待ちにしていました。9月5日、女の子が無事誕生。ホンモノのオジイチャンになりました。

★二女がめでたく再就職。大学を卒業して5年間、次々と同僚が辞めていくなか、夜勤もある厳しい福祉施設で働き続けてきました。あまりにも多くの同僚が辞めていったため、若くして「名ばかり」管理職に。親としては何もできず、唯々健康状態を心配するだけの日々。その二女がやっとフンギリをつけて退職しました。介護老人保健施設で社会福祉士としての資格をいかして「支援相談員」(正社員)として中途採用され、日勤だけとなりました。

★義父が4月22日に他界。3月の初旬に入院し、一時は退院のめどが立っていたにもかかわらず肺炎のために亡くなりました。義母は2年前に亡くなりました。妻と二人同時に早期退職し、両親の最期を看取れたことがせめてもの救いです。

★妻・二女との海外旅行。この数年、義父母を家に残して妻と旅行することはできませんでした。二女が退職し、義父の四十九日も終えた6月に中欧三カ国を巡る旅行が実現しました。

★50肩が治ったにもかかわらず、腰痛を口実?にアコーディオンの練習はほとんどしなかったのですが、「アコーディオン・サマーセミナー&コンサート 2012 in JAPAN」の「アコーディオン・サマー in 大阪」実行委員の一員として参加させていただいたり、「西日本アコ仲間の集い」の実行委員として参加させていただいたり、大阪新音アコーディオン研究会と奈良アコーディオン愛好会の合同コンサートに出演させていただいたり、松原アコのスプリングコンサートに出演したり、アコーディオンKITとして橿原「夢の森フェスティバル」に出演したり、訪問演奏に出かけたり…。

★松原アコではお一人だけでしたが、「初級教室」を担当させていただきました。地元では白橿公民館で奈良アコの初心者教室の担当となり、それが「ぱすとらあるアコ」として重奏を楽しむグループになりました。練習をほとんどしない私が「教える」のですから、申し訳ない思いをずっと胸に秘めたまま…。

★このブログによく小説の感想を書いているのですが、著者本人からコメントをいただいてビックリさせられました。ボロクソに書いていたものですから、汗、汗、汗…。(非公開コメントです)メールでお詫びとお礼を…。

★ヒミツ(ブログには書けないことです)

★ヒミツ

★葛城市で行われた合唱構成曲「ぞうれっしゃがやってきた」の取り組みから誕生した「ぞうさんの家」の賛助会員になり、気軽に行ける場所ができました。オシャベリを楽しんだり、アコーディオンを弾いたり、旅行に行ったり。

★高校の還暦同窓会、自治会の副会長としての仕事、青色防犯パトロール、ブログをあまり休まずに書き続けたこと、豊中の両親が元気でいてくれていること(骨折はしましたが)、好きな本をたくさん読めたこと、近場ですがいろんな名所旧跡や花を見るために訪れることができたこと…。

今年もいろいろな人と前向きに関わることができたことが一番のよろこびです。
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Tag:雑感  Trackback:0 comment:6 

橿原神宮の迎春準備

陽気に誘われ、妻のチカコとお散歩。運動公園だけに行くつもりでしたが、あまりにも気持ちがよくて橿原神宮にまで足を延ばしました。

畝傍山が青空を背にしてくっきりと見えています。
畝傍山
運動公園はすでに「冬休み」で、テニスコートや野球場、運動広場は貸し出しが終わっており、ランニングや散歩する人を見かけるだけ。親子で気の早い?たこ揚げに興じる姿がありました。いつもと同じようにアヒルがお出迎え。
たこ揚げ アヒル
 西の空を見ると、冬木立の向こうに二上山がきれいに見えていました。
二上山
橿原神宮に向かって歩いているとメジロの大群に出くわしました。2,30羽はいたと思います。柿の実をついばんでいるメジロの多さに驚かされました。我が家にも冬にメジロが訪れてくれることがありますが、多くて数羽。しばらく足を止めてメジロが柿を食べる様子に見入ってしまいました。
メジロ
 橿原神宮に近くなると道路は12月31日から1月3日の間だけ駐車禁止になっています。こういう交通標識は珍しいですね。
駐車禁止
昨年もご紹介しましたが、深田池の近くに冬桜が咲いています。昨年はNHKで紹介されたようですが、今年は?? 池にはいつものように多くのカモが。
冬桜 深田池のカモ
 橿原神宮ではすでに迎春準備をほぼ終えていました。来年の干支「巳」を描いた大絵馬(高さ4・5メートル、幅5・4メートル)が外拝殿前に。警備本部のテントが張られていたり、内拝殿の前にはネットと賽銭用の幕が設けてありました。
大絵馬
迎春準備1 迎春準備3迎春準備4
 迎春準備2 迎春準備5
 参道では多くの屋台がすでにその準備をほぼ終えていました。あとは大晦日の夜を待つのみのようです。
参道
ここが正月三が日には多くの人で埋め尽くされるのです。嵐の前の静けさといったところでしょうか。
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Tag:見聞記  Trackback:0 comment:4 

あかね空

山本一力の「あかね空」(文藝春秋)を読みました。
あかね空
第126回直木賞受賞作で、テレビドラマ化されたり映画化されたりした有名な時代小説です。

今までこのブログでご紹介したことのある時代小説作家は、ほとんどが女性でした。宮部みゆき、宇江佐真理、畠中 恵、和田はつ子、(西條奈加)…。男性では、藤沢周平…。山本一力の作品は読んだことがありませんでした(たぶん)。

これからはこの作家のものもできるだけ読んでみたいと思わされるほど素晴らしい作品でした。

文藝春秋のHPには、次のように紹介されています。
希望を胸に身一つで上方から江戸へ下った豆腐職人の永吉。己の技量一筋に生きる永吉を支えるおふみ。やがて夫婦となった二人は、京と江戸との味覚の違いに悩みながらもやっと表通りに店を構える。彼らを引き継いだ三人の子らの有為転変を、親子二代にわたって描いた第126回直木賞受賞の傑作人情時代小説。

生活が苦しくて娘たちを売らなければならないほどの貧しい農家の三男として生まれた永吉は、12歳のときに豆腐屋に奉公に出され、10年間の厳しい修行に耐え、職人として独り立ちできるまでに成長します。その永吉は奉公先の世話を受け、江戸に出て豆腐屋となることを決意します。

固くて大きな江戸前木綿豆腐に馴染んだ深川の人々に柔らかい京風豆腐がすぐに受け入れられることはなく、初めはほとんどが売れ残る日々の連続。

近くの三軒長屋に住む桶屋職人の娘おふみの献身的な努力によって豆腐が売れるようになり、そのおふみと世帯を持って豆腐作りに励むようになります。

栄太郎、悟郎、おきみと三人の子宝に恵まれるのですが、子どもが生まれるたびに不幸な出来事が起き…。順調だった商売が傾き始め、夫婦間の亀裂と家族の葛藤が描かれていきます。

小説全体は第1部と第2部に分かれていて、第2部は子どもたちの世代が描かれるのですが、第1部が永吉という個人の視点から描いていたのに対し、複数人物の視点から描くという手法をとっています。このことによって夫婦や子どもたちの置かれている状況の全体像が読者にも明らかになり、読み手に深い感動を与えるという憎い演出となっているのです。

今までこの作者の作品を読まずにきたことが悔やまれる、それほど素晴らしい小説でした。ぜひご一読あれ。
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Tag:読書  Trackback:0 comment:4 

沈みゆく人

眉村 卓の「沈みゆく人」(出版芸術社)を読みました。
沈みゆく人
眉村卓といえば、私のような年代の方なら「なぞの転校生」を連想される方が多いのではないでしょうか。1967年に出版され、その後1975年にNHKでドラマ放送化、1998年に映画化された青少年向けのSF小説。

今の若い方なら、草彅剛や竹内結子が出演した映画「僕と妻の1778の物語」でしょうか。SF作家・眉村卓と末期ガンを宣告された悦子夫人との実話をモデルにした映画を連想されるかもしれません(私自身は2つとも見たことはありませんが)。

作者は大阪の西成で生まれ、現在も大阪に住む生粋の大阪人。ですから登場人物が語る大阪弁が心地よいのですが、関西以外の方にはどうなんでしょうか?

「BOOK」データベースには、次のように紹介されています。
闘病の妻へ毎日書き続けた『日がわり一話』、その妻が亡くなって8年、その後の話を小説に書き下ろした続編で、『エイやん』や『いいかげんワールド』に続く妻への挽歌でもある。著者の現在の思いを投入した私小説と、一冊の奇妙な本から始まるファンタジーとが絡み合う、“私ファンタジー”とも言える型破りな小説。自身にもわからない未来へと続いてゆく物語。

「沈みゆく人」「板返し」「じきに、こけるよ」「住んでいた号室」の4編が収録されています。このうち表題作の「沈みゆく人」だけが中編であとは短編。

作者の「あとがき」によれば、ここの作品群がSFだとは、私は思わない。話の運びもなりゆきも、SFとするのは無理であろう。やっぱり空想・幻想である。

表題作の「沈みゆく人」は、妻を亡くした男が「中身が読む人によって変わる」という白紙の本を受け取ることから始まります。開けて読むたびに全く異なった話が書かれているのです。

読んだ人の内面を映し出した内容にストーリーが変化するというもので、読んだ人がストーリーに同調してしまうと、本の中にとり込まれてしまい、その人の生き方が変えられてしまっているという摩訶不思議なお話。妻の死と自身の老いをもがきながら受けとめる「私」が作者自身の分身なのでしょう。
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春のソナタ

三田誠広の「春のソナタ」(集英社)を読みました。
春のソナタ
いわゆる「青春小説」なのですが、アラ還の私が読んでも青臭さを感じない素敵な小説でした。

この小説には多くのクラシック曲が登場します。表題となっている「春のソナタ(ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 <春>=ベートーヴェン=)」の他に、シベリウスの「ヴァイオリン協奏曲 ニ短調」、シューマンの「くるみの樹」、シューベルトの「音楽に寄す」や「チゴイネルワイゼン」、グノーの「アヴェ・マリア」、ラヴェルの「組曲 夜のガスパール」、ショパンの「子犬のワルツ」や「革命のエチュード」、クライスラーの「愛の喜び」や「愛の悲しみ」、「美しきロズマリン」…。

小説の重要なキーとなる「スプリングソナタ」は、次のような曲です。

「BOOK」データベースには次のように紹介されています。
聡明で、魅力的な表情の女性だ―17歳の直樹が年上の早苗に抱いた第一印象である。高校生のバイオリニストの直樹は、音楽を愛しながらも、ピアニストの父と同じ道を進むことをためらう。そんなある時、美貌の早苗に出会った。その時から彼の生活に明らかな変化が起きる。高校生の愛と自立、人生の試練を流麗に描く青春小説。

幼い頃からピアノとヴァイオリンを習っていた高校生の直樹が主人公。父はピアニスト。若い頃は将来を期待されながらも、演奏家として大きな挫折を味わい、今は大学の講師をしつつも、妻(主人公の母)を失ってからは酒びたりの生活を送る毎日。

直樹が小学生だった頃、父のリサイタルで「春のソナタ」を父のピアノに合わせてバイオリン演奏を行い、観客からの拍手喝采を浴びます。直樹と父にとって思い出深い曲が「春のソナタ」。その曲を背景に物語が進行していきます。

美貌のピアニスト早苗と知り合った直樹は、同級生の麻衣に対する淡い恋心とは異質の、年上の女性に対するあこがれにも似たような惹きつけられる気持ちに動揺するのです。

詳しくは書けませんが、衝撃の結末を迎えて物語は終わります。その伏線となる父が息子にかけた言葉の一部だけをご紹介します。
『おれはくだらない酔っぱらいだ。おれのことは忘れてくれ。いや、やっぱりおまえは、おれの息子だ。どうか、おれの失敗をくりかえさないでくれ。〈略〉穏やかで、ささやかなものにこそ、真実がある。〈略〉おまえは、自由に生きろ。』この父の言葉の本当の意味をしばらく後で直樹は知ることになります

父と子の葛藤、音楽の持つ力、青春時代にだれもがいだく恋心…たくさんのことが描かれた小説でした。どんな年代の方にもオススメできる一級品(少しオーバーかも)の「青春小説」です。
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プロフィール

キク

Author:キク
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◆松原アコーディオンクラブ・奈良アコーディオン愛好会・ぱすとらあるアコ所属。
◆日本アコーディオン協会評議員

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