この世にひとつの本

門井慶喜の「この世にひとつの本」(東京創元社)を読みました。
この世にひとつの本
はっきり言って、ダマサレました。図書館で借りるときには慎重に選んでいるつもりですが、この本の表紙の裏側を読んで、これは読書好きな人をターゲットに書かれた本なのだと思い込んで借りてしまいました。
表紙
私は自分のことを「活字中毒者」だと思ってはいませんが、上の文を読む限り、本好きの人たちへの有用なメッセージが書かれたミステリだと思ってしまいます。活字文化に対する作者の論考なり見識が示されている小説だと思ってしまいませんか?

「この世にひとつの本」という魅力的なタイトルだということもあり、期待しながら読み進めていくと…「ウラギラレタ!!」と思う自分に情けなくなりました。

東京創元社のHPには、次のように紹介されています。
忽然と消えた著名な女流書家。後援していた大塔印刷では、御曹司三郎に捜索をまかせることにした。だが、工場でも白血病で亡くなる社員が相次ぐという異常事態が……。

三郎は社長秘書・南知子と、社史編纂室の秀才青年・健彦と謎を探り始める。大塔印刷では数年前活版印刷をやめたときにひと悶着があった。活版を追いやる形になった無版印刷課で死人が出たのはただの偶然なのか、それともその時の因縁なのか? そしてその工場には、幽嶺が揮毫したこの世にひとつしか存在しない、謎の書の存在が明らかに。この書に失踪の謎が隠れているのかもしれない──。

三郎は、持ち前の呑気で天真爛漫な性格で人の警戒心を解きつつ、鋭い洞察を見せる南知子と健彦の力を借りて、それぞれの謎の真相に近づいていくのだが──。「文字」にこだわる人々の思いを軸に展開してゆく、滋味深いミステリ。


人物描写や「失踪」した動機の描写がなおざり、そして、おざなり。登場人物の誰にも感情移入できないまま、共感できる言葉にも出会うことなく、読み終えてしまいました。

こういう本を紹介してしまい、申し訳ありません。
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Tag:読書  Trackback:0 comment:6 

MR.BON先生の露出度にビックリ

このブログによくコメントをいただいているMR.BON先生のことについて、先生の了承を得ないで勝手に書かせていただきます。

広島のアコーディオン愛好家「てるおさん」のブログでMR.BON先生のYouTube動画を初めて見ました。調べてみると「うえまち倶楽部=歌声広場=」関連の動画が15本も公開されていました。

2年ほど前に私の旧ブログに先生の伴奏の様子や独奏曲の一部を紹介させていただいたことがあります。このときはYouTubeにはアップせず、私のブログ訪問者だけが見ることができるようにしていました。ですから「公開」とは言えないものでした。

今回、てるおさんのおかげで発見した動画はYouTubeで「公開」されているもの。一本だけご紹介します。

「たまくし歌ひろば」と題した動画も見つけました。これはパートⅠが歌伴奏でパートⅡには独奏も入っていました。パートⅡの方をご紹介します。

動画で見つけられたのは2カ所、17本でした。動画以外だとたくさんの記事がネット上に。

市のHPに載っていたり、いろいろな方のブログに紹介記事が載っていました。いくつかご紹介します。
「たくまし歌ひろば」関連1
「たくまし歌ひろば」関連2

「あすと歌声サロン」

「Music news jp」というブログの記事

小阪楽器店八戸ノ里支店ブログの記事

歌声喜都咲ぶらんこ
MR.BON先生が毎日のように施設訪問や歌伴奏、ミニコンサートをされているのを知ってはいましたが、ネット上で数多くの記事や動画を見ると、あたらめて先生の偉大さを思い知らされました。

いつも失礼な物言いをしているワタクシですが、BON先生、平にご容赦を…。
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Tag:アコーディオン  Trackback:0 comment:10 

三徳寮さんからアコーディオン訪問演奏のDVDが…

午前中は白橿公民館で「ぱすとらあるアコ」の練習を行いました。先週から新しい重奏曲、「知床旅情」の練習を始め、今日は半分近くの時間をその曲の練習に費やしました。

木下そんきさんの編曲で、どのパートにも主旋律を受け持つ箇所があり、重奏の練習曲として使いやすい曲です。また、2ndと3rdに左手の伴奏が交替で割り振られていて、さすが、と思わせる編曲です。初級向けの曲ですが、演奏会で弾いても充分通用する素敵な編曲です。

Iさんが仕事の関係で1月は参加できないので、今日もIさんのパートを私が弾きました。

残った時間は、今まで練習してきた重奏曲を忘れない程度に練習し、終了…。
今日は、MさんとYさんのアコケースをご紹介します。

お二人ともハードケースです。Mさんは大型アコなのでキャリーカートを使われています。かなり丈夫そうなしっかりとしたキャリーカートです。上の写真がMさんのものです。
Mさん Mさんケース
 Yさん Yさんケース
 いつものようにレストランで食事をした後、家に帰るとうれしいものが郵便受けに。奈良アコのTさんからDVDとCDが送られてきていました。

1月20日に萩ノ茶屋にある救護施設「三徳寮」へ訪問演奏に出かけたのですが、その「三徳寮」さんから出演者全員に演奏のDVDとCD、集合写真に手紙を添えて…感激です!!
三徳寮DVD前半 三徳寮DVD後半
 三徳寮CD
さっそくDVDをテレビで見ました。自分の演奏を見るのはツライものです。よくないところばかりに目(耳)が行き、純粋に?楽しめないのは私だけではないと思います。

DVDを見て、当日はあまり意識していなかったことに気付かされました。参加者の歌伴奏をIさんが担当されたのですが、歌い手があわてて早く歌ったり、間違って歌うと、Iさんはすぐにそれに対応されているのです。歌い手が歌いやすいように気遣っておられることがDVDを見てよく分かりました。さすが、Iさん!!!デス。

このブログは送っていただいたCDを聞きながら書いています。「晴子」さんの素敵な歌声に癒されます。

また私の目に見える「宝物」が増えました。
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Tag:アコーディオン  Trackback:0 comment:4 

亡者の銭【足引き寺閻魔帳】

澤田ふじ子の「亡者の銭【足引き寺閻魔帳】」(徳間書店)を読みました。
亡者の銭
釈迦の女 公事宿事件書留帳」が京を舞台にして描かれていたのと同じく、このシリーズも京を舞台に描かれています。ひと言で言えば、「必殺仕事人」や「水戸黄門」、「銭形平次」と同じような勧善懲悪ものです。

知恩院の末寺で檀家もない地蔵寺の住職である宗徳、宗徳と幼友達の西町奉行所同心の蓮根左仲、左仲の手先を務める羅宇屋の与惣次、町絵師のお琳、捨て犬の紀州犬・豪(ごう)、この4人と1匹が数々の「悪者」を制裁・成敗していくという物語です。

「BOOK」データベースには、次のように紹介されています。
石屋に見習い奉公に出ていた十六歳の市助は、日頃から主や兄弟子による苛めを受けていた。そしてある日、ひどい折檻により、命を落としてしまう。主は事件を隠蔽しようと事故と偽るが、市助の義父はそこに悪事の匂いを嗅ぎ取り、よからぬ企みを抱く...。死者の声なき声を聞き、足引き寺の四人と一匹が立ち上がった!好評シリーズ第八弾。

「亡者の銭」には、表題作の他、「蛇(くちなわ)の辻子(ずし)」、「お婆(ばば)狂乱」、「無慈悲な証文」、「義盗の仕置き」、「騙(かた)りの末期」という6話が収められています。

作者は「あとがき」で次のように述べています。「わたしは現代の社会状況や頻発する事件の中からテーマを拾い上げ、江戸時代の衣装をまとわせているにすぎない。〈略〉また愚痴ってしまったが、考えてみれば、その愚痴がわたしに小説を書かせていないでもないのだ。」

ですから、読者としては4人と1匹が下す「天誅」に溜飲を下げ、拍手を送りたい気持ちにさせられるのでしょう。

「釈迦の女」でも感じたことですが、挿入される「豆知識」的なものが少しジャマに感じてしまいます。うんちくを傾けるというより、うんちくをたれると表現した方がふさわしいのです。「泣いて馬謖を斬る」の説明を付け足したりすることはOKですが、時代小説の中で「安い賃金での雇用は、現在の派遣社員や非正規社員に似て諸経費が抑えられ、雇用する側には大きな利益になる。いまの社会の景気回復は〈略〉一種の奴隷的搾取といえるだろう」などの説明はイタダケません。書かれていることに異論はないのですが、時代小説に浸っている読者にそんな説明が要るとは思えません。

余計なことを書きすぎるのがこの作者の癖なんでしょうね。何も書かなくても、作者の言いたいことは充分伝わっているのに…。どなたにもお勧めできる痛快娯楽時代小説です。
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Tag:読書  Trackback:0 comment:2 

第40回畝傍山一円クロスカントリー大会

橿原市陸上競技協会が主催する「畝傍山一円クロスカントリー大会」に松原アコーディオンクラブのHさんがエントリーされていました。応援のために橿原運動公園へ。家から近いのでよく散歩するところですが、今日はいつもとは雰囲気が全く異なっていました。

南端にある駐車場は珍しく満車状態でした。踏切を越える辺りでマイクを通した声が聞こえてきました。公園内に入ると「駐輪場」に多くの自転車が…。こんなに多く自転車がここに置かれているのを見たのは初めてです。
駐車場 駐輪場
 畝傍山一円クロスカントリー大会は10km、6.5km、3km、1.5km(のんびりの部)の4つの部があり、畝傍山の中腹コースを走るのは10kmと6.5kmコース。小・中学生や「のんびりの部」の参加は市内在住者に限られていますが、それ以外は居住地を問わず…、ちなみにHさんは6.5kmの部にエントリーされていて奈良県外からの参加です。名簿を見ると、大阪府や和歌山県、兵庫県、京都府、滋賀県、愛知県、石川県、そして北海道の方も!?…

圧倒的に多いのは橿原市内の小中学生。そのため、応援のご家族でごった返していました。
会場
会場についてすぐにHさん夫妻を探したのですが、大会がスタートするまでに見つけることができませんでした。まず「のんびりの部(1.5km」がスタート。「のんびり」としたスタートではなくて、全力でダッシュする姿がたくさん。
のんびりの部
次の3kmのスタートまでに10分ほど時間がありました。無料でぜんざいが食べられることをHさんに聞いていましたので、ぜんざいのテント前に。お餅入りのぜんざいではなく、塩味の利いたあられ入りのぜんざいをあつかましくいただきました。
ぜんざい
続いて、女子3kmの部と男子3kmの部が10分間隔でスタート。
3km女子 3km男子
 次は、Hさんの出場する女子6.5kmの部。スタート前にやっとHさん夫妻を発見。Hさんの夫は専らサポート役。フルマラソンをされるほどの健脚の持ち主で、その影響でHさんもランニングを始められたとか…。Hさんの得意は中距離。ご夫妻でいろんな大会に出ておられるようです。

Hさんが走る6.5kmの部は女子高校生、女子29歳以下、30歳代、40歳代、50歳代、60歳以上と細かく部が分かれています(一斉スタートですが)。Hさんは40歳代の部…複雑な心境です…。そのムカシ、Hさんの教育実習を担当したのがワタクシで、若~いころを知るワタクシから見れば「40歳代」ということに合点がいかないのでアリマス…。そのHさんが今や職場になくてはならないベテラン教師に。ワタクシは現役を退き…。そんなことを思いながらスタートを待っていました。

いよいよスタート。ゴールまでの時間を利用していつもと同じように公園内を散歩しました。せせらぎ川の辺りに行くと、ちょうど6.5km男子の部がスタートし、公園から橿原神宮方向へ出ていく様子を見ることができました。
6.5km女子 6.5km男子
 6.5km男子2 畝傍山
 せせらぎ川のほとんどが凍っていて、アヒルやカモは氷の割れた狭いところを泳いでいました。ぐるっと公園を一周し、ゴールへ。ずっとゴールでHさんを待っていました。最初に現れたのは、予想通り高校生。…しばらくして…Hさんが、無事にゴ~~ル。
ゴール Hさんゴール
 残念ながら表彰される3位以内には入れず、5位。でも、立派なものです。ゴールしてからコースの様子を聞いていると、もう次の大会のことを…。我が家にお誘いしましたが、トライアスロン出場に向けて、これからプールに行かねばならない、とのこと。!!!!!?????シンジラレマセン…。寒い一日でしたが、Hさん夫妻の「熱」で暖められました。
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Tag:見聞記  Trackback:0 comment:9 

プロフィール

キク

Author:キク
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◆松原アコーディオンクラブ・奈良アコーディオン愛好会・ぱすとらあるアコ所属。
◆日本アコーディオン協会評議員

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