先生のお庭番

朝井まかての「先生のお庭番」(徳間書店)を読みました。
先生のお庭番
先週、初めて朝井まかての「すかたん」を読み、即お気に入りとなった作者。今週、図書館に行ったときに「朝井まかて」を探すと、たった1冊、この本だけしか見つけられませんでした。

2冊目のこの本もオススメです。主な舞台は長崎の出島。幕末のお話です。先生というのは「ふぃりっぷ、ふらんつ、ばるたざある、ふぉん、ずぃーぼると」と名乗るドイツ人(オランダから派遣)医師シーボルトのことです。作中では「しぼると先生」と呼ばれています。

徳間書店のHPには、次のように紹介されています。
長崎の出島を舞台に、シーボルトに仕えた若き庭師の奮闘物語。土と草花を通して、日本の素晴らしさを実感できる人情時代小説。

主人公の熊吉(しぼると先生からはコマキと呼ばれる)が植木商に奉公していた15歳の頃からシーボルトの「お庭番」として働いた20歳頃までを描いた物語です(終章だけは開国後の江戸でのお話)。

長崎の出島に阿蘭陀(オランダ)商館医として派遣されていたシ-ボルトの館で園丁(庭師)として働き出した熊吉の仕事は薬草園づくり。すべて熊吉が工夫し、誰もが驚嘆の声を上げるような素晴らしい薬草園を造りあげる熊吉。また、ばたびあ(ジャカルタ)まで日本の茶樹の種をすべて腐らせることなく船で送ることに成功。

こうした熊吉の努力や工夫、人柄が認められ、植木商から独立して直接シーボルトの「お庭番」として住み込みで雇われることになります。

生物学者としての顔を持つシーボルトのためにガクアジサイやヤブツバキ、鹿の子百合、鉄砲百合、春蘭、テッセン、ネズミモチ、オモト…いろんな植物をオランダに運ぶために独自の工夫をする熊吉。今で言う「シーボルト事件」に巻き込まれながらも、シーボルトのために精魂を傾ける熊吉。

主人公を主体とした小説ですので、熊吉の誠実な人柄に惚れさせられました。読後感の爽やかなお勧めの時代小説です。
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自治会関連の仕事終了!

今年度、自治会の副会長として自治会に関わってきました。働いているときは、今は亡き義父母が自治会役員などをしてくれていましたので、私は自治会のことには無関心でした。

義父母の体調が悪くなってからは、妻が溝掃除や草刈りに行ってくれていました。そんな私ですから、一昨年に初めて出席した自治会の総会で「青色防犯パトロール(任期3年)」の運転者になって以降からしか「自治会」を意識したことはありませんでした。

昨年の総会で副会長になり、対外関係は主に会長さんが、会計はもちろん会計さんが、議案書や回覧物などの書類関係が私、回覧板や班のとりまとめは協議委員さん…と、役員で任務分担して自治会の仕事をすすめてきました。

総会は先週の日曜日に終え、明日、新役員さんとの引き継ぎを残すのみとなりました。

引き継ぎのための資料づくりは、もちろん私の仕事です。今日、その資料づくりが終わりました。私はワープロソフトは「一太郎」しか使えませんので、新しく作った書類を「一太郎」から「ワード」形式に変換するのに時間がかかりました。変換すると、スタイルがくずれる箇所があるのです。くずれた箇所を修正することがどうしてもできない複数枚の写真が入った文書だけは「HTML形式」で保存せざるを得ませんでした。

そんなことを「クッソー!」と言いながら、ようやく終了したのが昼食前。全てプリントアウトし、資料がそろってから「ぞうさんの家」へ。

公民館のある屋敷山公園はモクレンやソメイヨシノ、しだれ桜、ツバキ、ユキヤナギ、レンギョウなどが咲き、前回来たときと比べものにならないぐらいに美しくなっていました。
木蓮 ソメイヨシノ
 
枝垂れ桜 椿
 
連翹・雪柳
近所の曽我川沿いの桜は満開状態になっていました。たった1日でこれほど景色が変わるの?と驚くぐらいです。
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もうすぐ満開・曽我川の桜

19日に「勝手に開花宣言」した曽我川の桜は、もうすぐ満開を迎えます。昨年は4月8日頃に満開となりましたが、今年は早い!!です。

午前中、曽我川沿いを散歩しました。ヒヨドリの鳴き声がうるさいぐらい。多くのヒヨドリが毎年たくさんやってきます。資料によれば7分咲きの頃にやってくるらしいです。写真には収められませんでしたが「ピュー、ピュー、ピー!!」という鳴き声を想像しながらご覧下さい。(クリックで少しだけ拡大できます)
サクラ3
サクラ2 サクラ1
 9日前に庭に咲く花をご紹介したところですが、新しく咲いた花があります。一つ目は、スイセン。毎年、なぜか神社や川の土手に咲くスイセンが枯れ始めた頃に我が家では咲き始めます。日当たりが悪いせいなのだと思いますが、遅れて咲き出したスイセン。そして、やっとチューリップが咲き始めました。まだ3本しか咲いていません。
スイセン チューリップ1
 
チューリップ3
ハナズオウも咲き出しました。ツバキも薄いピンクに続いて濃いピンクの花が咲きました。
ハナズオウ ツバキ
 今回初登場の花が。ネメシアとラナンキュラス。
ネメシア ラナンキュラス 
 
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幼なじみ(Coffee Books)

佐藤正午(牛尾篤・画)の「幼なじみ」(岩波書店)を読みました。
幼なじみ
「Coffee Books」というシリーズのうちの1冊で、珍しさに惹かれて借りた本です。わずか68ページで半分は挿絵。ですから、あっという間に読み終えました。

図書館で借りた帰り道にスーパーマーケットに寄りました。私は車に残り、妻が一人で買い物。車の中でこの本を読み終えたときに、妻が買い物を終えて戻ってきました。短編というよりも掌編と呼んだ方がいいのかもしれません。

岩波書店のHPには、次のように紹介されています。
僕たちは,ただの幼なじみだったのだろうか.つないだ君の手のぬくもりを,いまでも僕は忘れてはいない──25年の時を経て甦る,あの日の記憶.いのちのともし火が消えようとするとき,彼女の記憶のなかに僕は生きていただろうか.デビュー直後に書かれた,幻の未発表作品.あなたの思い出のなかに生きている人は,誰ですか?

同じ小学校出身の「僕」と「彼女」。小学校卒業後は別れ別れになり、10代の終わりがけに一度、20代のなかばに一度再会し、それっきり会っていないという関係。

芸能人になった「彼女」が亡くなったことを昼のワイドショーで知った妻から聞かされた「僕」が、もう25年以上も会っていない「彼女」について回想するという内容です。

こういう本を「大人の絵本」というのでしょうか。本の内容にくらべて値段が高すぎることに驚きました。ナント、1575円。画家には失礼ですが、「絵本」を想定して書かれた小説ではありません。本来なら短編集の一作品として出版されるべきものを「絵本」としたためにこういう価格に?
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ベトナム旅行(ぱすとらあるアコのMさん)

白橿会館で「ぱすとらあるアコ」の練習。ベトナム旅行から帰ってこられたMさんが久しぶりに参加されました。旅行の話はレストランで詳しくお聞きすることにして、合奏曲「アニメ・メドレー」の練習から。

練習を始めてすぐにTさんが到着。ぱすとらあるアコの3人とは違うパート、ベース部がTさんの担当です。Tさんにも練習に加わっていただいて、およそ1時間「アニメ・メドレー」の練習を続け、その後MさんとYさんの重奏「夕焼け小焼け」(次回の奈良アコ例会日にお二人で披露される予定)やTさんとYさんの重奏練習などを。
カリンカ
私はやっと「夏の夜のワルツ」が暗譜でき、コンサートに備えて暗譜で初めて人前で弾きました。あと4日しかないのですが、間違う箇所を今後集中的に練習するためにお三方に聞いていただきました。

結局この試みは、無意味でした。マチガイが多すぎて集中練習すべき箇所をしぼれないのです。エライコッテス…。
夏の夜のワルツ
おまけに、このコワイ顔。この写真では分かりづらいのですが、悩み事を抱えたような、何かに怒っているようなスゴイ顔はもう修正不可能。

ここからはアコーディオンとは関係ないお話を少しだけ。
練習会場の白橿公民館のすぐ横に「白橿さくら祭り」に備えて横断幕や提灯が吊られていました。桜はまだ5分咲きにもいたっていないのですが、木によっては見頃を迎えつつあるものも。私の家の近所でも今週末には満開となりそうです。 
桜

閑話休題。アコの練習を終えて、レストランで昼食。ベトナム旅行の話を聞かせていただきました。私はベトナムには行ったことがありませんが、Yさんは経験者。ですからお二人からベトナムのことを聞くことができました。

1994年にユネスコの世界遺産に登録された「ハロン湾」がイチ押しのようです。映像では見たことがありますが、実際に見たお二人とも、その景色の素晴らしさを絶賛されていました。ただ、Mさんによれば「青空」は見ることができないらしく、空はよどんでいて暗く感じたそうです。

兵士が常に警護しているホー・チ・ミン廟のことや信号機のない道路ばかりでこわかったこと、物価の安さ、まじめなベトナム人気質、水上人形劇…いろんなお話を聞くことができました。

お土産にベトナムのコーヒー(インスタント)をいただきました。
ベトナムコーヒー
ベトナムはブラジルに次いで世界第2位のコーヒー生産国。家に帰ってネットで調べてみると、生産量のうち9割以上が輸出されていて、日本ではインスタントコーヒーや缶コーヒーによく使われているようです。原産国の表示が「ブラジル・他」などとなっていれば、「他」にはベトナム産が多く含まれているようです。

現地で飲むコーヒーは苦くて濃いものだそうです。
珍しく、アコーディオンのこととは全く関係のない話で盛り上がったオジサンの井戸端会議の報告デシタ…。
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プロフィール

キク

Author:キク
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◆松原アコーディオンクラブ・奈良アコーディオン愛好会・ぱすとらあるアコ所属。
◆日本アコーディオン協会評議員

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