ぬけまいる

朝井まかての「ぬけまいる」(講談社)を読みました。
ぬけまいる
このブログでご紹介した「すかたん」と「先生のお庭番」は、どちらもお勧めの時代小説でした。「すかたん」の舞台は大坂。「先生のお庭番」は長崎の出島。今回は、28歳の女性3人(当時では立派なオバサントリオ)による江戸から伊勢への珍道中記。

前2作とは異質の小説です。しっとりと描くのではなく、どちらかといえばドタバタ劇風に描かれています。

講談社のHPには、次のように紹介されています。
家族にも誰にも断りなく、手形もお金も持たずに伊勢神宮を目指す「抜け詣り」。
「馬喰町の猪鹿蝶」で鳴らした江戸女三人組が、仕事も家庭も放り出しての突然のお伊勢詣りに繰り出した。
かしましい道中は波乱の連続!


「抜け参り(本書では、抜け詣り)」というのは、「お伊勢講」のように盛大な見送りのもとにくじを引き当てたものが伊勢参りに発つのではなく、家族にも内緒で手形も持たずに伊勢参りすることを指します。

主人公は、幼なじみの3人。母と二人で一膳飯屋を営む独身のお以乃。譜代御家人に嫁ぎ、跡継ぎとなる長男の子育てに悩み、姑に口うるさく扱われてきたお志花。小間物屋の女主人で4人の子持ちであるお蝶。娘時代には「馬喰町の猪鹿蝶」として名を馳せた3人組です。

江戸から伊勢までは、片道15日間といわれていますが、3人組の道中には様々な出来事があり、何倍もの日数をかけて伊勢に辿り着きます。描かれている宿場の数は少ないのですが、性格・気性の異なる3人組がそれぞれの個性を発揮しながらの奮戦記…。

だまされて無一文になったり、機転を利かせて立ち寄った店で大儲けしたり、大立ち回りを演じたり、恋に落ちたり…。

男性が読んでも面白い小説ですが、女性にお勧めした方がいいのかも…。
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Tag:読書  Trackback:0 comment:5 

孫が午前中から

孫が午前中から我が家へ。もちろん、自分で運転してきたわけではゴザイマセン…。

家に着いてしばらくすると…スヤスヤ…。
スースー 携帯で
午後、妻が抱っこして外へ行くと、ご近所さんのアヒルが逃げ出しているのを発見。庭に入れるために私を呼びに戻ってきました(娘は外出中)。

アヒルを捕まえようとかがむと腰が痛くなり、結局、妻がアヒルを捕まえて庭に入れ、お隣の方といっしょにアヒルが外に出られないように出口を塞ぎました。この間、孫はじっとその様子を見ています。
ご近所さんのアヒル
家に戻り、庭の花をいっしょに見てから部屋へ。しばらく遊んだ後、妻が孫をお風呂へ。(正直に申しますと、私はこのとき読書に飽きて昼寝していて、風呂に入っているのをまったく知りませんでした。役立たずのジイサンでゴザイマス。)
トレニア ハイビスカス
一階に下りると、風呂から上がったばかり。機嫌よく着替えた服やお風呂のアヒルなどで遊んドリました。
お風呂のアヒル
おむつ姿のままハイハイしたり、今日撮った写真を見たりしているうちに眠くなり、今はぐっすりお休み中。
ハイハイ ハイハイの後2おやすみ
少し前から「つかまり立ち」をするようになったのですが、立ち上がることはできてももう一度座ることができません。次に会うときには?
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第38回西日本アコ仲間の集い「実行委員会」

第38回西日本アコ仲間の集いの実行委員会が開催される鴫野へ。
JR鴫野駅
前回は鴫野にある音楽センターで行いましたが、今回は音楽センターが使用できず、スーパーマーケットの2階にあるマク○○ルドで(飲み物だけで2時間ネバリました)。
実行委員会
今回の参加予定者は、現在のところ講師を含めて70名を超えています。昨年よりも10名以上参加者が増えてうれしい悲鳴…。

参加者が増えただけでなく、2日目の「モーニングコンサート」への出演希望も増え、例年なら講師演奏を10分ぐらいお願いしていたのをお一人8分(トークなしで)に短縮。急きょ、1日目の「交流会」で講師のお話(演奏も)をしていただくことに。

これ以外で時間を要したのは、夜の「うたごえ広場」。今年は2つの部屋を用意することになりました。一つの部屋は伴奏のスペシャリスト、山本汎昭講師の伴奏を軸に他の方にも伴奏していただく「広場」。もう一つの部屋は伴奏したい方に交替していただきながら進行する「広場」。参加者の人数によっては変更もあり得ますが…。

昨年は台風接近のために「終わりの集い」を短時間で切りあげざるを得ませんでした。過去、台風が最も多く上陸したのは8月。今年もこうした予定外の自然現象や突発事故などが心配ですが、こればかりは当日にならないと???です。

個人的に楽しみにしているのは、ゲストとして今年もお越しいただく松原智美さんの演奏と年末に行われる第6回JAA国際アコーディオンコンクールに出場される方の演奏を聴けることです。

まだまだ先のことと思っていた「西アコ」がもうひと月後に迫ってきました。この機会にしかお会いできない方々との「交流」、もちろんこれが第一の楽しみです。
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Tag:アコーディオン  Trackback:0 comment:6 

言語小説集

井上ひさしの「言語小説集」(新潮社)を読みました。
言語小説集
枝雀落語よりも面白くて、久しぶりに小説を読みながら腹の底から笑わせてもらえました。「ふき出す」場面、「クックと笑う」場面、「腹をよじる」場面、「思わずふきだす」場面の連続です。

「括弧の恋」「極刑」「耳鳴り」「言い損い」「五十年ぶり」「見るな」「言語生涯」という短編が収められています。初出はすべて「中央公論 文芸特集」で、1992年から1995年に発表されたものを作者が亡くなった2年後の2012年に短編集にまとめて発行されたものです。

新潮社のHPには、次のように紹介されています。
日本語に遊び日本語を挑発する、抱腹絶倒七つの掌編小説。単行本初収録! 

キーボード上のカギ括弧記号同士が恋に落ちる「括弧の恋」。〈大便ながらくお待たせしました〉と、ある日突然舌がもつれる青年駅員の悲哀を描いた「言語生涯」。方言に人生を捧げた方言学者が、方言によって元刑事に復讐する「五十年ぶり」――意思をもった言語が、人間たちを弄ぶ! 日本語で笑いを創り出し続けた著者の真骨頂。


一番笑わされたのが第7話の「言語生涯」。言語障害を扱った短編ですので笑う対象にすべきではないとの「理性」が働くのですが、ギャグの連発に「理性」を持ち出すこと自体が間違いだと気づかされるのです。

書き出しからしてフザケトリマす。「ここに掲載するのは『季刊言語治療のあゆみ』夏季号所収の、高橋源太郎氏の講演速記録である。〈後略〉編集部」 ここで危うく作者にだまされそうになったワタクシであります。

大学を卒業してある有力な私鉄の社員となったT氏。5年後の春、本社へ引き抜かれることになるほど優秀な社員。駅での勤務を2週間残すのみとなったある朝突然、言語障害に。「一番線に電車が這ってまいります。どなたも拍手でお迎え下さい」とか「車内ではおたがいに席をゆすりあいましょう」、「この先ゆれますので五十円ください」…。

T氏は本社勤務にはなれず、沿線にある動物園へ勤務替え。そこでも「危険ですから動物の餌を取らないでください」とアナウンス…。

おかしいのはこれだけではありません。講演記録の体裁をとっていること、講演そのものが支離滅裂、そして、いくつか例を挙げた言語障害ギャグ…。何重にも仕掛けがあるのです。

1話から6話までの内容もご紹介したいのですが…ぜひご自身の目で…。どいつにもどなたにもお勧めできるしょうもない素晴らしい短編集でおますです。
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Tag:読書  Trackback:0 comment:6 

「ぞうさんの家」でスイカ

今日は、「ぞうさんの家」の開家日。腰に不安があってアコーディオンを担いでいく気にならず、イコカイコマイカ…妻が先週の「歴史探訪」の俳句6句と短歌1首を作っていましたので…結局、行くことにしました。

公民館の壁にはアサガオとゴーヤで緑のカーテンができつつありました。まだ日差しを遮るような状態ではありませんが…。
朝顔1 朝顔2 ゴーヤ カーテン?
屋敷山公園に咲く花はサルスベリが目立つぐらいでした。変化といえば、ハギが咲き始めたことぐらいでしょうか。
サルスベリ ハギ
「ぞうさんの家」は参加者が少なくて7名だけでしたが、予定通り「歌って楽しく」。伴奏はアコーディオンとキーボード抜きで、ギターとハーモニカ、コカリナ。
伴奏
何曲か歌い終わってからNさん差し入れのスイカをいただきました。「ぱすとらあるアコ」のYさんにいただいたスイカがこの夏初めてのスイカで、今日が2回目のスイカ。1個を7人で食べるので…満足、まんぞく…。
スイカ
今回は人数が少なくて、少し寂しい「ぞうさんの家」でした。8月9日の「ぞうさんの家」は国蝶オオムラサキなどの研究をされている専門家がチョウについてのお話をして下さいます。実際にチョウを持ってきていただいての勉強会(「チョウとあそぼう」)。それを今から楽しみにしています。
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Tag:雑感  Trackback:0 comment:6 

プロフィール

キク

Author:キク
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◆松原アコーディオンクラブ・奈良アコーディオン愛好会・ぱすとらあるアコ所属。
◆日本アコーディオン協会評議員

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