庭は冬を迎える準備中

先週、庭木の剪定をしました(毎年、亡くなった義父の友人にお願いしています)。

槙は美しい姿を取り戻し、たくさんの葉をつけていた月桂樹は裸ん坊状態。イヌツゲや金木犀、山茶花の生け垣は樹形が美しくなりました。
槙 山茶花生け垣
 月桂樹・犬柘植・金木犀
これも毎年のことですが、パンジーやビオラの苗を買ってきて植えました(もちろん、妻が)。日々草や百日草、千日紅の花が咲き終わったら、そこへまたパンジーやビオラを植えるそうです。
パンジー1 パンジー2
パンジー3 ビオラ
 新しく寄せ植えも。ストック・ジュリアン・アリッサム・シクラメンを一つの鉢に植え、それ以外にも2つあるのですが、そちらは花期を終えようとしています。
寄せ植え(ストック・ジュリアン・アリッサム・シクラメン)
今年もフライング気味にサザンカが咲き出しました。庭に植えているサザンカの木にたくさんついている蕾が色づきだし、毎年生け垣よりも早く咲き出すのです。
山茶花
少し遅れて咲き出したものもあります。コスモスの花がやっと咲き出してくれました。写真を撮っていると、よく庭にやってくるトンボがポーズをとって待っていてくれましたので期待に応えてパチリ。
コスモス トンボ
 ブログを書いている今も、妻は庭に出て何やらヤッテおります。「見るだけ」の私はいつまでたっても妻には頭が上がりません…。
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Tag:雑感  Trackback:0 comment:4 

誘拐犯の不思議

二階堂黎人の「誘拐犯の不思議」(光文社)を読みました。
誘拐犯の不思議
この作家の小説を読むのは初めてです。過去の活躍ぶりが作中に書かれていますので「シリーズもの」だとすぐに分かりました。読み終わって調べてみると、探偵役として「水乃サトル」が登場する推理小説がすでに10冊も出版されている人気シリーズであることが分かりました。

犯人がアリバイトリックを何重にも緻密に仕掛けているのですが、このトリックをあばく過程がこの小説の醍醐味。

時間的に犯行が不可能…これを覆すために「時間表」というものが示されます。その表に書かれた文字が小さすぎて難儀させられました。文庫版だとさらに小さい文字になっているはずですから、老眼の方にはハードカバーの単行本をオススメします。
経過表2
「BOOK」データベースには、次のように紹介されています。
「心霊写真家」が取り出した三枚の写真。それを見た二之宮彩子は、十ヵ月前に自らが誘拐された事件の顛末を語り始める。写真に写る男が、犯人の一人だというのだ。彼女は無事救出されたが、身代金は消え、事件は未解決のまま。捜査に乗り出した彩子の恋人・水乃サトルの前に、完璧に構築されたアリバイが立ちはだかる。名探偵と誘拐犯の息づまる対決。長編本格推理。

アリバイトリックを崩すことが中心になっているのですが、犯行の残虐性と犯人たちの動機がすっきりと結びつかないのです。トリックのためにタダ「殺す」だけではなく、死体の内蔵を切り刻み内容物まで取り出す…こんなことまでやってのける動機に???が付きます。

論理的で完璧とも言えるアリバイ崩しには納得するのですが、登場人物の設定にはもう一工夫加えていただきたいものです。

水乃サトルにくっついて行動するシオンという青年についても然り。本格推理小説には不釣り合いなヘナチョコぶり。おまけにイケメン、というこんな人物を登場させる意味がまったくないのですから。残虐な犯行を目撃させられる読者への「緩衝材」としての役割は果たしているのですが…ただそれだけのために登場させられているという感じがします。

作風としては、綾辻行人に似ている「本格」派。推理そのものを楽しみたい方にはオススメの小説です。
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Tag:読書  Trackback:0 comment:2 

特別展「やまとぢから」

一昨日の「わがままコンサート」に妻のチカコも聞きに来ました。
妻は私よりも早く家を出て、奈良県立美術館で行われている彫刻家籔内佐斗司の特別展「やまとぢから」へ。

今日は籔内佐斗司の特別展について、妻のチカコが書きます。

やまとぢから
少し前にこの特別展のことを知り、行ってみたいと思っていました。一昨日、コンサートまでの時間を利用して鑑賞することにしました。

藪内さんは奈良のマスコットキャラクター「せんとくん」をデザインされたかたです。大阪出身で東京芸術大学および同大学院で彫刻を学ばれ、その後仏像彫刻の研究と修復に従事し多くの木彫作品を発表されています。

美術館の窓口でチケットを購入しようとしていると、私の前に購入された男性が「割引券を差し上げましょうか?」とお声がけくださり、そのご厚意に甘えました。

藪内さんは「霊」や「気」と呼ばれる「森羅万象のエネルギー」を「童子」と名付けられています。作品は昔話や伝説をテーマにされているものが数多く見られます。「普賢童子」「愛染童子」「不動童子」などという仏教とつながりの深いものもあります。「桃太郎 白刃取り」はモモから生まれたばかりの桃太郎が両手を頭上に挙げ、武道の白刃取りよろしく包丁をハッシとばかりに受けています。思わずクスッと笑ってしまいます。
作品
犬や童子が壁から出てきて走っている様子をコマ送りの様に何体か並べた作品。兜をかぶった童子が龍の頭にちょこんと座っている作品。紹介ポスターの写真は童子が太陽を支えて力強くこの国を照らしている作品等があり、これらが印象に残りました。また、「平成伎楽団」と名付けられた数々の作品の中には興福寺の「阿修羅像」に似たものやせんとくんのおじいさんとされる「鹿爺」等のユニークなものもあります。「魔王」という作品は地獄にいる閻魔大王を彷彿とさせる4メートル以上の超大作でした。

いずれも藪内ワールド全開といった感じで確かな技術でつくり出された作品群の中にいるとなんとなくほっこりした気分になりました。作品の材料が檜、松、麻、馬毛、漆、顔料といった自然のものを使われていることも作品の味わいを深めているのでしょうね。何百年後かの人たちが藪内さんの作品を見て驚嘆すること間違いなしでしょう。

そして東北の津波で被災した松の木を使った「和願施合掌地蔵」や「和願施きずな地蔵」のパネルもありました。最後のコーナーには藪内さんが文化財保護の取り組みとして修復された仏像も何点か展示されています。

作品は全部で113点ありますが全く飽きることなく楽しむことができ、私にとって午後からのアコーディオンコンサートと合わせてまさに「芸術の秋」を満喫できた一日となりました。

ちなみにこの特別展は12月15日まで開催されています。奈良駅にあるチラシや県立美術館ホームページからプリントアウトしたチラシを持参すると200円の割引になります。

妻には申し訳ないのですが、私にもし時間があって誘われたとしても行かなかったかも…
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Tag:見聞記  Trackback:0 comment:4 

大盛況の「わがままコンサート」

吊し
昨日(27日)行われた「片山修一 80歳のアコーディオン 『わがままコンサート』」は、用意していた300部のプログラムが全てなくなるほど多くの方々に来場していただきました。満席状態で、お越し頂いた方々は窮屈な思いをされたことだろうと思います。
 客席
会場は奈良県文化会館。「秋の行楽シーズン」に加えて奈良国立博物館での正倉院展が26日から開催されていたり、興福寺でも26日から北円堂特別開扉が始まるなど、多くの観光客で賑わう奈良市内。
奈良県文化会館
賑わっていたのは会館内も同じでした。会館内の国際ホールで、奈良県三曲協会主催の箏曲尺八定期演奏会が行われていて、「わががまコンサート」が開催される小ホールと控え室1室以外はすべて国際ホールの関係者が使用しているという混雑ぶり。
国際ホール
「わがままコンサート」は次のプログラムに沿って行いました。(拡大してご覧下さい)
配布プログラム
1時に開場する予定でしたが早めに来られる方が多く、開場を早めざるを得ませんでした。受付では開演直前まで多くの来場者で混雑してしまいました。
受付
片山さんの使用楽器はジュリエッティ、ピエールマリア、スキャンダリーの3台。
ジュリエッティー
ピエールマリアとスキャンダリー
オープニング曲は「誰か故郷を想わざる」。この曲は中学3年生のとき、夏祭りで初めて人前でアコ演奏された曲です。演奏の後、片山さんから「わがままコンサート」を開くことになった経過説明などを交えた挨拶を。
誰か故郷を想わざる片山氏挨拶
その後は、司会者が中高時代の思い出や楽器、曲などについて片山さんにお話を伺う機会を設けながら、片山さんの独奏が続きます。司会者はこのブログにときどき登場する、アコを弾かないアコ弾きとも「バカジイ」とも呼ばれるドエライ男前の方でございました。
司会 
第2部は奈良アコーディオン愛好会のメンバーによる独奏や重奏、そして片山さんが伴奏をされているうたごえサークルの方々のリードで2曲だけ会場全体で歌いました。
奈良アコ1 奈良アコ2
 第3部は1部と同じように片山さんのお話を交えながら、時間の許すかぎり独奏曲を。途中で、かつて片山さんが所属しておられた高石アコーディオン同好会の講師をされていた杉村先生(日本アコーディオン協会常任理事、全関西アコーディオン協会会長)から「激励の言葉」をいただきました。
杉村先生
残念ながら予定していた曲のうち4曲は時間の関係でカットせざるを得ませんでした。独奏終了後、奈良アコとうたごえサークルから花束の贈呈。最後に会場全体で「ふるさと」を歌ってコンサートが終了。
花束贈呈 ふるさと
 片山氏
閉会後、片山さんは会場の外で来場していただいた方々のお見送り。
見送りあいさつ
片付けが終わった後、1階のレストランで杉村先生や吉田親家先生にも参加していただいて「打ち上げ」を。

片山さんのアコーディオンへの情熱が伝わってくる素敵なコンサートでした。
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Tag:アコーディオン  Trackback:0 comment:9 

おさがしの本は

門井慶喜の「おさがしの本は」(光文社)を読みました。
おさがしの本は
1月に読んだ門井慶喜の「この世にひとつの本」(東京創元社)にはがっかりさせられましたが、今日ご紹介する「おさがしの本は」はオススメです。

「図書館ではお静かに」「赤い富士山」「図書館滅ぶべし」「ハヤカワの本」「最後の仕事」の5編からなる連作集ですが、内容的には5章からなる長編と呼んだ方がふさわしいように思います。

光文社のHPには、次のように紹介されています。
和久山隆彦の職場は図書館のレファレンス・カウンター。利用者の依頼で本を探し出すのが仕事だ。だが、行政や利用者への不満から、無力感に苛まれる日々を送っていた。ある日、財政難による図書館廃止が噂され、和久山の心に仕事への情熱が再びわき上がってくる……。様々な本を探索するうちに、その豊かな世界に改めて気づいた青年が再生していく連作短編集。

退職して以降、橿原市の図書館をよく利用するようになりましたが、レファレンスカウンターを利用したことは一度もありません。専ら、「貸出」サービスを利用しているだけです。

日本は「先進国」の中では、図書館サービス後進国と言われています。公立の図書館を持たない自治体が少なからず存在する一方、民間業者に委託をする自治体まで出てくるという呆れた現状です。

この小説では、市の財政難を唯一の理由として公共図書館を廃止しようとする議会や図書館長に対し、レファレンス業務を担当する主人公が反対の論陣をはり、図書館を守ろうとする行動をメインに描いています。

主人公の隆彦に共感できる部分は多いのですが、利用者の無知を軽蔑したり、私のような「借りるだけ」のものを低く見るような発言・思考にはウンザリさせられます。そんな隆彦が様々な経験をするなかで少しずつ成長する姿が描かれていくのですが…。

この本のテーマからは少し離れるのですが、おもしろい「本探し」があります。新しい図書館長になる人物から主人公への「依頼」です。

或る一つの語をタイトルに含む本。
その語は、
A 意味的には、日本語における外来語の輸入の歴史をまるごと含む。
B 音声的には、人間の子供が最初に発する音によってのみ構成される。

答えを知りたい方は、どうぞこの小説をお読み下さい。
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プロフィール

キク

Author:キク
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旧「アコーディオン好きの徒然日記」ともどもよろしくお願いします。

◆松原アコーディオンクラブ・奈良アコーディオン愛好会・ぱすとらあるアコ所属。
◆日本アコーディオン協会評議員

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