嗤う名医

久坂部 羊の「嗤う名医」(集英社)を読みました。
嗤う名医
現役の医師が書いた作品です。このブログで現役の医師が書いた小説を何冊かご紹介したことがあります。

つい最近では、南木佳士の「こぶしの上のダルマ」。ずいぶん前に春野ことりの「天国へのビザ」、米山公啓の「誤診」、結城五郎の「厳かなる終焉」…。「尊厳死」や「安楽死」、勤務医の「過重労働」など、扱っている内容は様々でした。

南木佳士の小説だけは何冊か読み、お気に入り作家の一人となりました。他の現役医師の作品を図書館で探していて見つけたのが本書です。

「BOOK」データベースには、次のように紹介されています。
“嫁”の介護に不満を持つ老人(「寝たきりの殺意」)。豊胸手術に失敗した、不運続きの女(「シリコン」)。患者の甘えを一切許さない天才的外科医(「至高の名医」)。頭蓋骨の形で、人の美醜を判断する男(「愛ドクロ」)。ストレスを全て抱え込む、循環器内科医(「名医の微笑」)。相手の嘘やごまかしを見抜く内科医(「嘘はキライ」)。本当のことなんて、言えるわけない。真の病名、患者への不満、手術の失敗。現役医師による、可笑しくて怖いミステリー。

「寝たきりの殺意」「シリコン」「至高の名医」「愛ドクロ」「名医の微笑」「嘘はキライ」という6つの短編が収められています。全て医療関係者が主人公です。医療の現場を揶揄するような作品だったり、患者と担当医師の関係をシニカルに描いたり、エンタメ風に描いたり…オモシロイといえば面白いのですが、エゲツナイ内容で気分が悪くなる作品も含まれています。

「寝たきりの殺意」の主人公は、高名な消化器外科の教授だった守山。レビー小体型認知症で老人介護施設に入所している86歳の男性です。本人は自分が68歳で、介護しているのは息子の妻だと思い込んでいます。その「嫁」の介護が気に入らず殺意を抱くのですが…。

この作品で、今までの「医療もの」とは違った作風に新鮮味を感じたのですが…「愛ドクロ」「名医の微笑」と2本続けて社会常識から大きく外れた主人公の物語は読むに耐えないもので、後味悪く読み終えました。

特に「名医の微笑」…42歳の若手ながら循環器内科の外来診療や入院患者を診る矢崎は、冠動脈の狭窄病変を削る「ロータブレター」の名医でもあります。家に帰れば、脳出血で倒れた父の食事の面倒を見たり息子の教育について不安が募る妻をなだめたり、息子に安心感を与える接し方をしたり…病院でも家でも心休まる時間がない矢崎の唯一のストレス発散は…クラブでの変態プレイ。

作者が医療現場で経験したり見聞きしたりしたことをもとに書かれている小説だと思うのですが…医療現場の厳しさが反映された作品ですが、後半の3作を読んでツカレマシタ……。

オススメしたい作品ですが、後半の3作は覚悟して読んで下さい(笑)。
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産院を退院して我が家へ

26日に出産した娘が、今日退院しました。

午前中に退院し、娘は自宅に帰ってから我が家へ昼過ぎに到着(歩いても10分ほどの近さですが)。今日からしばらく、我が家で生活します。

孫(2歳)は庭に入るなりアマリリスがもう一輪咲いていることに気づき、「またおおきくなったねえ」と言いながら、アマリリスの花を触っていました。
アマリリス
娘は孫(0歳)を抱いて…娘の夫はすぐに家に荷物を運び込み…2歳の孫は庭の花を見てから家の中へ。いつもしてくれているのですが、玄関で靴を脱ぐと自分の靴以外にもそろっていない靴やサンダルがあればきちんと揃えて並べてくれます。
靴を揃える
産まれたばかりの孫を今日初めて抱きました。
孫と
寝顔を見ていると飽きることはありません。寝顔は2歳の孫が0歳の時とソックリ!
弟
2歳の孫は肌かけをきれいに整えたり、泣いている弟をヨシヨシしてあげたり…。
きれいに… よしよし
ついさっき、2歳の孫がお昼寝。二人並んで寝ている姿を見ると頬がゆるんできます。
お昼寝
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我が家の庭の変化

2週間前に我が家の庭に咲く花をご紹介しました。たった2週間ですが、春から夏へと庭が変化してきています。

10年以上前からこの時期に咲いてくれているアマリリス。今年も咲き始めました。妻によれば「何の世話もしてない」らしいのですが、見事な花が咲き始めました。今朝、保育所に孫を送っていくとき、孫は昨日よりも大きく開いたアマリリスに気づいたようで「おおきいねえ」と…。
アマリリス+孫 アマリリス
昨日は、私の背丈ぐらいにまで伸びたアカンサスを見て「こーんなにたかい!」と両手を挙げてピョンピョン跳んで高さを表現していた孫。アカンサスは露地植えが理想らしいのですが、あまり増えると困るので我が家では鉢植えにしています。
アカンサス アカンサス (2)
2週間前には花が少ししかなかったサツキですが、今はずいぶん増えてきています。
サツキ
前回、秋に咲いていた赤紫のキンギョソウがまた咲き始めた、と紹介しました。そのキンギョソウはすでに花がなくなり、入れ替わるようにピンクのキンギョソウがこの春2度目の花を咲かせ始めています。
キンギョソウ
ゼラニウムは今が盛り?昨年よりも多くの花をつけています。
ゼラニウム
ピンクのオステオスペルマムはすべて咲き終え、今は黄色いオステオスペルマムが咲き始めています。
オステオスペルマム黄色
昨秋植えたルドベキア。蕾がたくさんできています。
ルドベキア
今年になって新しく仲間となった四季咲きガーデンカーネーション…マミーキッス。この花を見るとカーネーションがナデシコの仲間だとよく分かります。
四季咲きガーデンカーネーション…マミーキッス
楽しみなのは…ユリです。我が家には3種類?のユリが毎年咲きますが、今は2種類にたくさんの蕾ができています。そして…ずっと裸だったランタナとハイビスカスの枝に葉が増えてきており、今年も花を咲かせてくれるのを首を長くして待っています。
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汗だくの散歩

暑い日が続きますね。

久しぶりに近くの運動公園を「お散歩」。
遊歩道 ユリノキ並木
公園に向かう道沿いでマツバギクやブラシノキなど様々な花を楽しみながら歩きました。
マツバギク ブラシノキ
私の住む地域では6月の初旬に田植えをします。あちこちで苗床の苗が田植えを待っていました。
苗床の苗
農協が管理する麦畑の麦は収穫を待つだけとなっていました。
麦畑 麦畑 (2)
運動公園に着いたときにはうっすらと額に汗…。このときにはそんなに暑さを感じてはいませんでしたが…。

バラ園ではボランティアの方々が剪定作業中。ずっと前にご紹介したときとは比べものにならないぐらい多くのバラが咲いていました。
バラ園
名前は省略して、いくつかのバラをご紹介します。
バラ・アールドゥヴィーブル バラ・クリムソングローリィ バラ・スブニールドゥマルセルブルースト バラ天津乙女 バラ・グリーンアイス バラ・サンクチュアリ バラ・フリージア
せせらぎ川に向かって歩いていると小さな雑草がたくさん。名前が分からない花があり、その「雑草」だけを写真に撮りました。帰ってから調べると…ニワゼキショウという名前だと分かりました。
ニワゼキショウ  
川の近くでクリやザクロの花の写真を撮り、ぐるーっと園内を一周。
クリ ザクロの花
暑さのためなのか、あまり人を見かけることはありませんでした。例外は保育所や介護施設からの「団体さん」。
保育園から 介護施設から
遊具がある場所には人っ子一人いなくて、とても5月とは思えない園内でした。
遊具
目立ったものといえば…キンシバイやビヨウヤナギ、そしてユリ(ヒメカンゾウ?)などの黄色い花。
キンシバイ ビヨウヤナギ ヒメカンゾウ?
一周してすぐに帰るつもりでしたが、汗が噴き出して下着までズクズク状態になり、自動販売機でスポーツドリンクを買って木陰でひと休み。

家に着いてからもコップに一杯、冷たいものを一気飲み。汗だくの散歩となりました。
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Tag:見聞記  Trackback:0 comment:4 

初めて「弟」と会った孫

昨日のブログの続きです。

孫を保育所まで迎えに行くと、「ごちそうさまでした」という園児たちの声が聞こえてきました。部屋をのぞくと、おやつの時間が終わったところでした。孫を見ると、おやつがまだ残っていました。私に気づくと、あわてて残りのおやつを食べ終えようと一生懸命口を動かしています。

部屋から出るとサッサと下足箱から靴を取りだし、廊下を走っていく孫。前日と全く同じです。
保育園お迎え
急いで靴をはき(これも前日と同じ)、車へ。
保育園お迎え (2)
早く「弟」に会いたいのでしょう。車の中で妻が保育所であったことを聞くのですが、それには短く答えるだけ…「弟」や「お母さん」「お父さん」の話になると熱心に受け答えする孫。
車の中
病院に着き車から降りると…前日よりも速く走って入り口に向かう孫。
産院入り口 (2) 産院入り口
長女(「お母さん」)の部屋に入り、孫は初めて見る「弟」の顔や足、手などをなんとも言えない顔で見つめています。コット(新生児用ベッド)から出して娘が抱いているところへ行き、手や足を触ったりしながら「ちいさいねえ」と…。
初めまして 初めまして (2)
そうこうしていると、孫は「赤ちゃんをベッドにねかせてあげてよ」、と…母の関心を自分に向けたかったのでしょうか?体操服から私服に着替え、母親のベッドに上がって上機嫌。
初めまして (3)
病院を出るとき、またまた泣かれてしまうことを覚悟していましたが、昨日はニコニコ顔で…。
今日は笑顔
今日もまたこのブログを予約投稿し(午後5時ぴったりにアップされるように設定)、少し早めに保育所へ迎えに行って病院に孫を連れていきます。
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プロフィール

キク

Author:キク
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◆松原アコーディオンクラブ・奈良アコーディオン愛好会・ぱすとらあるアコ所属。
◆日本アコーディオン協会評議員

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