閉店屋五郎

原宏一の「閉店屋五郎」(文藝春秋)を読みました。
閉店屋五郎
これまでに読んだ作品は3作だけですが、私のお気に入り作家の一人です。

読みやすくてユーモアのある出色の作品だった「東京ポロロッカ」。

ユーモアがなく読みづらい作品でしたが、バブル景気とバブル崩壊後の時代背景を反映していてそれなりに読み応えのある作品だった「握る男」。

温かい視線で、懸命に生きる人々の姿を(深刻にではなく)軽妙に描く作風に好感が持てた「トイレのポツポツ」。

今回の作品は…軽妙なタッチで描かれ(軽すぎるかも?)、ホワッとした温もりを感じさせてくれる期待通りの作品でした。

「BOOK」データベースには、次のように紹介されています。
閉店屋(倒産した会社や閉める店舗の備品を引き取り、中古で販売する)の五郎は、仕事熱心だが女に惚れっぽいのが玉に瑕。なまじ情が厚いばっかりに、余計なトラブルに巻き込まれてばかりいる。わけあって妻の真由美にも逃げられたが、一人娘の小百合が陰に日向に、ピンチに陥った五郎を助けてくれる。百十五キロの巨体に楽天イーグルスのキャップがトレードマーク。猪突猛進バツイチ男のハチャメチャな活躍を描く、とびっきりの人情小説!

かつては多額の負債を抱えながらも夜の街の「おねえちゃん」に入れあげ、家計には一切金を入れず…妻に離婚を告げられ、幼い娘・小百合とも会えなくなった主人公の五郎。

離婚から15年後、「中古屋 五郎」の仕事が軌道に乗り始めた頃になって小百合と再会し、フリーのウェブデザイナーとなった小百合が都合をつけて仕事の手伝いをしてくれるようになり、その娘の鋭い洞察力に何度も助けられる五郎。

「閉店屋五郎」「にこにこキンダー」「街角ジャーナル」「魚定」「ティーズガレージ」「閉店か五郎」という6編からなる連作短編集です。

五郎の商売は中古の厨房機器やオフィス機器、家具や道具類をまとめ買いし、その中古品を売るというもの。閉店時の買い取り撤去が仕事の中心となっているため「閉店屋五郎」と呼ばれるようになります。10回に1回は閉店と「夜逃げ」をセットにした依頼が舞い込んで(作品の中には登場しませんが)きます。

6話すべてで五郎はトラブルに巻き込まれてしまいます。最終話は自身の店が閉店寸前にまで追いこまれるというトラブル。採算を度外視してまで困っている人(6話中5話が五郎好みの魅力的な女性)のために奔走し、トラブルを解決していく五郎の人間味溢れた、献身的に振る舞う様子が描かれています。

短編集というよりも6作で一つの長編と考えた方がいいかもしれません。軽いタッチの小説を読みたくなったら……この作品はいかが?
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昨日の松原アコ

昨日、孫に見送られて松原へ出発。

どしゃ降りの雨で、ときどきワイパーを最速にしての走行。しかし、大阪府(太子町)に入った途端(トンネルを抜けた途端)、別世界。ワイパーはいちばん遅い間欠で十分。松原市に入るとまったく降っていませんでした。

雨の日の例会は気分が重いのですが、重かったのは家を出るときだけ。傘が不要な松原市内でした。
公民館
昨日は、講師の吉田先生がお休みの日。「実習室」でしばらく個人練習をし、西アコの話などをしていました。大きなイベントがあった後は毎度のことですが、参加者が少ない例会になりました。
各自練習
全員が揃ったところで西アコの報告会をしようとしたのですが、資料を用意して下さっていたのは「松原智美講座」の参加者だけ。結局、1つの講座だけの報告となりました(残りは次週に)。
報告会
「基本の姿勢」と「蛇腹の使い方」についての基礎講座でしたが、大好評だったようです。いわゆる「目からウロコ…」。指導が具体的で細かい点まで配慮された講座で…詳しいことは省きます。

続いて合奏練習。と、書きたいところですが…お茶タイム。土産物をいただいたりしながらオシャベリ…。
ティータイム
そして…合奏練習。今でも家ではまったくアコを弾かない私は楽譜を目で追うのに精一杯…そろそろ練習を再開せねば、と思う私でした…。
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孫と粘土遊び

橿原市のHPを見ると、8月24日撮影のホテイアオイ開花状況写真が載っていて、現在、見頃です。西側は満開、東側は7割から8割ほどの開花です。中央部は見頃まで少しかかりそうです。と書かれていました。

今年2回目の本薬師寺跡訪問は9月に入ってからの予定でしたが…朝のNHKニュースで本薬師寺跡のホテイアオイが紹介されていたことを妻に聞き、急きょ出かけることにしました。
ホテイオアイ
……行って…ガックリ。ホテイアオイはその日の日照により開花状況が大きく変わります。天気予報ではずっと降水確率50%の日が続くようなので今日なら大丈夫、と思って出かけたのに…「見頃」とは言えない開花状況でした。
看板
訪れる人が多く、駐車場は満車状態。かろうじて1台分のスペースがあり、ホッ…。
駐車場
西側は満開と書いてありましたが、8月11日に訪れたときよりも花が少ないように感じました。
西側
他の水田は前回よりも子株が増えて、見頃が近くなりつつありました。
子株 
中央付近 中央付近2
9時半頃に家に戻り、しばらくすると孫が来ました。
弟はあやすとよく笑うようになりました。いないいないバアをしたりこちらが何度も同じことを繰り返すとニッコリ笑い、ひきつったような声を出したり、「アー…ウー」と声を出し続けたり…。何度もこちらが笑うと、それを真似するように笑い返してくれます。
弟1 弟2ニッコリ
姉にキリンのパペットを持たせると…弟は人形を目で追ってニッコリ。
パペット
姉は「粘土」を持ってきて、午前中はず~っと粘土遊びをしていました。
最初は粘土を丸めたり、細長く伸ばしたり、くっつけたりちぎったり…これを40分ぐらい。
粘土遊び1 粘土遊び2
しばらくそんなことを繰り返していると、次は…丸めた粘土を「お料理」。細かく切っていき、つき合いきれないほど長い時間(1時間も)「解説」しながら「お料理」。
お料理開始
 お料理中1 お料理中2
昼食の時間になって、やっと粘土遊びを終え、色毎にすべて自分で片づけました。
そして、いっしょに昼ご飯を食べて…お昼寝タイム。
昼寝から目覚め、庭に出てフウセンカズラの種採り。
フウセンカズラ
子どもは疲れを知りません。その種をさっそくフライパンで炒めて……。横では弟がニッコリ…。
フウセンカズラのお料理 横でニッコリ
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久しぶりに「ぞうさんの家」へ

「第2ぞうさんの家」で行われた焼き肉パーティー以来ずっと行けなかった「ぞうさんの家」へ久しぶりに参加しました。
畝傍の間
会場(葛城市中央公民館)がある屋敷山公園は夏の終わりを迎え、ツクツクボウシだけが元気に鳴き、その他のセミは弱々しい鳴き声。木花はサルスベリぐらいなもの。
屋敷山公園  サルスベリ
池には3羽のアヒルが泳ぎ、なぜか私たちの後をずっと追いかけてきます。池の中央付近にいたアヒルが私たちに近づいてきて、その後は鯉が群れる橋の辺りへ、公民館に入ると部屋の外に……。
アヒル 鯉とアヒル 部屋の外のアヒル
公民館の「畝傍の間」へ入ると「久しぶり!」「西アコ、お疲れ様!」などと声をかけていただきました。何人かの方がこのブログを訪問して下さっていて、アコーディオンの集いのことをご存知だったのです。

今日の「ぞうさんの家」は、10月に「ぞうさんバンド」として初めて訪問演奏(御所市にある養護老人ホーム)する曲の練習が中心でした。

まず、レジメを見ながら打ち合わせ。
打ち合わせ
そして、「ぞうさんバンド」の練習(全部で10曲歌っていただく予定)。
ぞうさんバンド
長い間「ぞうさんの家」に行けなかったのですが、みなさんに温かく迎えていただき「小さな幸せ」を感じたワタクシであります。
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父が退院しました!

豊中に住む父が8月19日に再入院し、翌20日に再手術を受けました。
 
前回、手術室に入ったのは5時15分。手術室から出てきたときには7時35分…2時間を超える手術でしたが、今回は少し短くて、1時間50分ほど。
エレベーター手術室へ
手術室から出てきた父の顔を見て…安心しました。入っていくときよりも顔色がよく、病室に戻ってからも上機嫌。手術を終えるまでは…前回と同じ手術でしたが…待つ間中、打ち消しても打ち消しても「最悪」の事態を考えてしまうもの…。「もし失敗したら…」とか「西日本アコ仲間の集いの資料を誰に取りに来てもらおうか…進行は誰に頼もうか…」など、考えても仕方がないことが脳裏をよぎりました。
病室へ
術後の経過がよく、前回は入院して20日目に退院となりましたが、今回は8日目に退院できました。

今日の午前10時が退院予定時刻でした。少し早めに到着して病室に入ると…父は一人で退院の準備を始めていました。
一人で退院準備
今回が最後の入院(希望的観測)なので、病室から見える景色をパチリ。
病室からの景色
母と一緒に1階へ退院手続きをしにいき、再び病室へ戻って看護師さんから次回の受診日や日常生活の注意点などを伺い…地下駐車場へ。
エレベーターへ
家に戻ると…父は、誰もいない家に向かって「ただいま、帰りました」。

9月初めの受診日に担当医師からどんな話を聞かされるのか…「心配」はまだまだ続きます。
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プロフィール

キク

Author:キク
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◆松原アコーディオンクラブ・奈良アコーディオン愛好会・ぱすとらあるアコ所属。
◆日本アコーディオン協会評議員

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